コーチビジネス研究所、銀座コーチングスクール(GCS)埼玉校代表の五十嵐 久と申します。
プロフィール
私は、現在コンサルティングとコーチングを融合させた「コンサルティング・コーチ」として、主に中小企業経営者の方やこれから起業を目指すビジネスパーソンの方などのサポートをさせて頂いています。
私がこのような中小企業経営者や起業家の皆さんのお手伝いをしたいと思ったのには、大学時代にその原点があります。
私は新潟県の小千谷市という所の出身で、経済的な事情から大学生活4年間を読売新聞奨学生として過ごしました。
東京の文京区白山にある読売新聞販売店に住み込みで、新聞配達や集金、セールスをしながら、学校へ通っていました。
毎日3時過ぎに起きて7時頃までかけて約300軒を走って配達、それから学校へ行き、
夕方4時頃に帰ってきて夕刊の配達をし、夜は集金やセールスといった日々を送っていました。
雪国育ちでもともと忍耐強い方だと自分では思っていたものの、雨や雪の日など想像以上の過酷さでした。
今と違って新聞休刊日もほとんどなく、学生の身でありながら勉強時間の確保もままならず、何度も「辞めたい、辞めたい、でも学校へ行くことを続けるには辞めることもできない」
そんな悶々とした日を送っていました。「皆と同じような学生生活が送りたい」何度そう思ったかわかりません。
そんな時、私の心の支えになって頂いたのが読者の皆さんでした。
いつも温かい言葉をかけて頂いて励まして下さいました。
正月元旦の朝にはわざわざ門の前で待っていて、お年玉を下さるお客様もいらっしゃいました。そのお志はいまだに忘れることができません。
辛い中にも、なんとか続けることができたのは、こうした読者の皆さんのお蔭です。
私の配達区域は、文京区の小石川という地域で、中小の印刷・制本業が集積している地域でした。集金にお伺いした時に、いろいろと経営の話などを聞かせて頂くこともありました。
このことがきっかけで、このような中小企業の皆さんのお手伝いをする仕事がしたいと思いました。
そして大学卒業後、公的な中小企業支援機関に勤務し、中小企業診断士として25年余りにわたり、中小企業支援一筋で仕事をしてまいりました。
この間1,000社以上の中小企業の皆さまのご相談等に携わってきましたが、コンサルティング的な関わりに限界を感じるようになり、もっと経営者の皆さん自身が主体的に気づいて行動して頂けるような方法はないのだろうか、と考えている時にコーチングという方法があることを知りました。
コンサルティングはコンサルタントが持っている知識やノウハウの提供というところに主眼があります。
一方、コーチングはクライアントを勇気づけ、気づきを引き出し、自発的行動を促すところにその特色があります。「これこそが本来のあるべき姿ではないか」と思い、コーチングの世界に飛び込んだのが、私のコーチングとの出会いです。
そして、銀座コーチングスクールでコーチングを学び、2005年10月に同スクールの認定コーチとなりました。さらに、コーチングの幅を広げる意味から、一般社団法人日本マーケティング・コーチ協会でもコーチングを学び、2013年5月には同協会認定マスターコーチとなりました。
コーチングを学んでから大きな成果も生まれるようになり、コーチングの素晴らしさをあらためて実感している毎日です。
"魅力あるコーチが増えれば社会が変わる"という信念のもと、このコーチングの魅力を一人でも多くの人に伝えたいとの思いで、銀座コーチングスクール埼玉校も開講しています。
産業カウンセラー・キャリアコンサルタントでもあります。
中小企業診断士としてのコンサルティング経験とコーチング、カウンセリングのノウハウ・スキルを融合させ、一人ひとりの状況に応じた柔軟な対応ができるコーチを目指しています。 |