こんにちは!
コーチビジネス研究所を運営している中小企業診断士、
銀座コーチングスクール 埼玉校代表の五十嵐 久です。
猛烈な暑さが続いています。 昨日は、高知県四万十市で
午後1時42分、観測史上最高の41.0度を記録しました。
いつまでこの暑さは続くのでしょうかね・・・。
さて、前回に引き続き、コーチビジネスで副業・起業 する
ために不可欠な究極の方法をお伝えしています。
今日は、「継続するビジネスモデルの秘密」についてです。
ビジネスを継続させるには、新規顧客を増やすか、
流出する顧客を減らすしかありません。
新規顧客の開拓は簡単にはいかないので、いかに 流出する
顧客を少なくするかがポイントになります。
そのためにはどうしたら良いのでしょうか?
継続して購入してもらう仕組みを作ることです。
最初に流出しない仕組みを作っておくことが大切です。
売上とは?
売上高 = 客数 × 客単価
で表すことができます。
また客数は?
客数 = 新規顧客 × 既存客
また客単価は?
客単価 = 平均単価 × 購入点数
で表すことができます。
新規のお客さんを獲得するにはコストがかかります。
継続的に売れるビジネスモデルを作ることが重要です。
それでは、どのようにして継続するビジネスモデルを
作っていったら良いのでしょうか?
仮に顧客を1,000人獲得するのに、広告費が950万円
かかるとします。
次の例を見て分かるように、ビジネス モデルによって、
獲得できる利益にも大きな差がでます。
ビジネスモデルA
コーチ商品A 1万円の商品×1,000人に販売=売上1,000万円
売上1,000万円-広告費950万円= 利益 50万円
ビジネスモデルB(2つ目の商品を販売すると)
コーチ商品A1万円の商品 × 1,000人に販売=売上1,000万円
売上1,000万円-広告費950万円=①利益 50万円
コーチ商品B1万円の商品 × 200人に販売 = ②売上200万円
利益 ①50万円+②200万円 =250万円
※5倍の利益獲得
ビジネスモデルC(高額の商品を販売すると)
コーチ商品A 1万円の商品 × 1,000人に販売=売上1,000万円
売上1,000万円-広告費950万円= ①利益50万円
コーチ商品C10万円の商品 × 100人に販売= ②売上1,000万円
利益 ①50万円+②1,000万円=1,050万円
※21倍の利益獲得
ビジネスモデルD(継続型の商品を販売すると)
コーチ商品A1万円の商品 × 1,000人に販売=売上1,000万円
売上1,000万円-広告費950万円= ①利益 50万円
コーチ商品D5,000円の商品×12ヵ月×200人に販売=② 売上1,200万円
利益 ① 50万円+②1,200万円=1,250万円
※25倍の利益獲得
ビジネスモデルDは化粧品会社やサプリメント会社など に
よく見られるビジネスモデルですが、継続型の商品を販売する
ことがいかに重要であるかが分かります。
一生涯にいくらお金を使って買ってくれるかという
顧客生涯価値(LTV)を上げることがポイントになります。
顧客生涯価値(LTV)=平均客単価×平均リピート率
LTVを上げると利益も増え、新規顧客獲得費用が捻出 できます。
コーチビジネスの場合は、会員制システムの導入などが考えられます。